工芸品

なんでも鑑定団で物議の国宝「曜変天目茶碗」がめっちゃ綺麗な件

あなたは「曜変天目(ようへんてんもく)」という言葉を聞いたことがありますか?

宋の時代(約800年前)の中国で制作された茶碗のことで、世界で3点しか現存せず、そのいずれもが日本にあります。いずれも徳川家や三菱財閥の本家など日本の超大御所のもとで所持されていた経歴があり、国宝として指定されています。

我々が普段イメージする茶碗とはまるで異なる、宇宙を思わせるような神秘的な輝きを放つ、非常に美しい独特なデザインが特徴です。

「もし取引されたら数十億円は下らない」という意見もあるほど、昔からとてつもない価値を誇る非常に貴重な作品です。

 

ちなみにこの曜変天目は、骨董品の鑑定価格を公開査定する番組「開運!なんでも鑑定団」で「曜変天目とされる茶碗」が出品され、本物と鑑定されたことでも話題を集めました(その真贋は今でも物議を醸しており、未確定です)。

今回はそんな曜変天目茶碗についてご紹介します。

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